金融のためのX9 PKI

金融のために
構築されたPKI

X9は、銀行、ATM、金融サービスプロバイダの
コントロール、セキュリティ、相互運用性という
独自のニーズに対応するよう設計され、
パブリックおよびプライベートPKIトラストの
いいところどりを提供します。

X9 PKIとは？

PKIは、ウェブセキュリティにおける社会的信頼の基盤です。長年にわたり、金融機関は、金融データ、トランザクション、およびマシンを暗号化、認証するために、ブラウザのフォーラムによって制御されるWeb PKIを使用してきました。Web PKIは、相互運用性や接続されたセキュリティには非常に効果的ですが、金融部門特有のユースケースのために構築されたものではありません。

そこでX9 PKIの登場です。銀行、加盟店、ATMやPOS、その他の金融サービスやユースケース専用に設計されたカスタムメイドのパブリックおよびプライベートPKIです。

X9 PKIはどのように機能するのか？

公開鍵基盤（PKI）は、暗号化、ID、認証を提供する実績のあるセキュリティプロトコルです。その仕組みは以下の通りです。

金融業界に適したPKI

X9 PKI は、公的および私的なセキュリティを含む、金融特有のニーズに対応する信頼を提供します。

How does X9 PKI work?
PKI tailored to the financial industry

ウェビナー（英語）全編を見る

X9 PKIが金融機関に強い理由とは？

ブラウザベースのPKIに終止符を打つ

ブラウザベンダーは、ブラウザセキュリティとパフォーマンス上の理由から時にお客様の運用に影響を及ぼす決定を行うことがあります。X9 PKIは、サードパーティの変更リスクから独立したセキュリティを提供します。この新しい標準は暗号アジリティを強化するため、組織は証明書のコンプライアンスや新しいアルゴリズムの変更にシームレスに対応できます。

金融特有のユースケース

X9のユースケースは、厳格なポリシーやコンプライアンスへの対応など、金融セクター特有のニーズに関する長年の研究に基づいて構築された、事前定義されたPKIを運用します。

簡単な相互運用

共通のルート証明書があれば、金融機関、ATMメーカー、その他サプライチェーンや取引業務の一部が安全に通信することが容易になります。.

拡張性と柔軟性

既存の PKI システムを持つ組織は、シームレスな統合のために X9 ルートと相互認証することができます。

管理の強化と今後のコントロール

金融機関は、外部からの政策変更に反応するのではなく、時とともにニーズが変化しても、独自の条件でセキュリティを管理することができる。

ウェブPKIとX9の違い

ウェブブラウザは、CA/B フォーラムによって設定された標準、およびインターネット専用に設計されたその他の業界コンプライアンスプロトコルに基づいて仕様を変更します。X9 PKI は、金融のニーズを満たす標準とコンプライアンスに基づいて運用されています。

ウェブブラウザのニーズ

最短24時間での失効
短い認証期間
あらゆる場面での証明書管理の自動化
ルート証明書有効期限の制約
多目的ルート証明書の排除
クライアント認証の制約
ドメイン認証方式の制約

金融業界のニーズ

柔軟な有効期間での自動化
ユースケースに応じた柔軟な認証
デプロイ環境に応じた自動化
柔軟な制限のオプション
単一目的ルートの柔軟性
クライアント認証の強いニーズ
柔軟なドメイン認証方式

X9とDigiCert：金融セキュリティの新基準

X9 PKI の標準は、DigiCert と EONTI および Accredited Standards Committee X9, Inc.によって共同開発されました。 ASC X9 は、金融機関のセキュリティニーズを調査し、金融 PKI の新規格を策定するために設立された非営利団体です。この標準は、ユビキタスに近い証明書によって金融サービスを合理化し、経済全体にわたる広範な変革の可能性を可能にします。

X9 を支えるイノベーションチームの一員として、DigiCert は、X9 PKI 導入に向けた金融機関向けコンサルティングの最前線にいます。

用途に合わせた証明書でウェブサイトを保護

自社ロゴマーク表示でメールが本物であることを伝える

Forrester の TEI 調査を読む (英語) >

PKIのモダン化による効果

Forrester社の調査では更新作業時間が99%削減され、ROI312%の成果が報告されています。

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