Trustcore SDK
DigiCert® TRUSTCORE SDK

トラストを組み込む設計

組み込みのアイデンティティ、認証、セキュリティ、およびコンプライアンスを実現するためのオープンソースで、暗号化アジリティの土台を作ります。また、ポータビリティ、実用化レベルの品質を確保し、各業界で実証済みのパフォーマンスを誇ります。

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後付けではなく、
組み込まれたセキュリティ

DigiCert TrustCore SDK は、軽量でオープンソースの暗号化エンジンで、コネクテッドデバイスにトラストを直接組み込むことを目的に設計されています。ハードウェアに根ざしたアイデンティティ、認証への対応、暗号化アジリティを可能にします。さらに、製品に最初から、または機能強化の一環としてセキュリティを組み込むための開発者ツールが用意されています。評価用のオープンアクセス、および商業ライセンスとエンタープライズサポートへのアップグレードパスを設定しているため TrustCore SDK は、プロトタイプから本番環境に安心してスケーリングすることができます。

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セキュリティをオプション機能にせず、より簡単に
実装

出荷された IoT デバイスが担っているのはコードだけではありません。ブランドをも背負っています。脆弱性や不正な更新、偽造ボードがサプライチェーンで 1 つでも見つかれば、信頼性に関する約束は反故になってしまいます。

セキュリティ確保は高い目標です。しかも、多くのソリューションは、製品の開発方法に合わせて設計されているわけではありません。TrustCore SDK はこの状況を一変させます。TrustCore SDK は、ハードウェアレベルの要件を満たし、定められた制約に適合します。また、製品と要件の変化に適応するため、お客様は自信をもって設計、出荷、および更新を行えます。評価および開発に関する AGPL v3 の下で提供され、製品デプロイメントに関して予測可能な商業ライセンス料を設定しています。

Trustcore SDK

事例紹介
 

Trustcore SDK
組み込みのデバイス ID

製造工程においてユニークかつ不変なアイデンティティを割り振ることができます。これは、TPM またはセキュアエレメントに暗号的に根ざしたものです。

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設計段階からのコンプライアンス

FIPS 140-3、NIST 800-193、EU CRA などのグローバル標準、および FDA サイバーセキュリティ標準への準拠が可能になります。

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オープンソースが実現する柔軟性

SDK ソースにフルアクセスして(非商用利用の場合は無償)、評価、統合、およびテストすることができます。

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トラストのライフサイクルの統合

TrustEdge と Device Trust Manager に接続することで、セキュアな更新、SBOM、およびイベントロギングを実現することができます。

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暗号化の俊敏性および PQC の準備状況

耐量子コンピュータアルゴリズムに移行し、暗号化アジリティを備えたアーキテクチャで長期的なトラストを維持することができます。

何十億ものデバイスも、危殆化ゼロで。

Trustcore SDK

デバイスのセキュリティ確保

全世界の何十億もの組み込みシステムにおいて、アイデンティティとファームウェアのセキュリティを保護。

Trustcore SDK

サポートされるプラットフォーム

マイクロコントローラ(MCU)、セキュアエレメント、チップセット、RTOS 環境間のポータビリティを目的として設計されています。

Trustcore SDK

オープンソースのコア

開発と評価のために無償で提供しており、商用デプロイメントのためのライセンスも利用できます。

自信をもって構築。デジサートのスケーリングで。

TrustCore SDK オープンソースのコードベース、プラットフォーム文書、および統合ガイドを利用して、今すぐ構築を始めましょう。大規模導入の準備ができたら、デジサートとパートナーエコシステムが提供する商業ライセンス、認証、および統合サポートを活用しましょう。これにより、工場から現場まで、トラストのライフサイクルを実現することができます。


現在と未来における組み込みのトラスト
 

TrustCore SDK

PQC 対応および FIPS 認定

DigiCert TrustCore SDK では、FIPS 認定の暗号化操作、TLS/DTLS 1.3 プロトコルのサポート、暗号化の俊敏性の組み込み機能が提供されます。これには、ML-KEM、SLH-DSA、ML-DSA といった耐量子コンピュータアルゴリズムへの備えも含まれます。

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シリコンレベルのアイデンティティから始まるトラスト

製造時における不変なアイデンティティを確保するために、オンチップまたはハードウェア格納型の暗号を採用します。TrustCore SDK は、検証可能な出自、署名付きの更新、および長期ライフサイクル検証の基盤となります。

TrustCore SDK

適応可能な組み込みセキュリティ

TrustCore SDK によって、暗号化アジリティと PQC 対応を備えた FIPS 準拠の暗号化を組み込むことができます。これにより、セキュリティモデルのコード書き換えを必要としない柔軟性が実現されます。

  • モジュール式の柔軟な C コード

  • 暗号化、電子署名、ハッシュ化、および鍵生成

  • 未来を見据えた実装に向けた暗号化アジリティの実現

  • セキュアなプロビジョニングおよびライフサイクルのロギング 

  • EST、SCEP、MQTT、TLS 1.3 などのプロトコルのサポート

  • Device Trust Manager との統合による、証明書ライフサイクルの自動化およびポリシー適用の実現

ビジネスメリット

Trustcore SDK

開発の加速

オープンソースモデルを利用することにより、構想から検証までの移行を短期間、かつ少ないボトルネックで実現することができます。

Trustcore SDK

コンプライアンスの合理化

NIST、FDA、CRA などの新たなグローバルセキュリティフレームワークに始めから対応しています。

Trustcore SDK

トラストのライフサイクルを可能にする設計

ハードウェアに根ざしたアイデンティティとイベントベースの完全性検証を通じて、長期的にトラストを形成していきます。

Trustcore SDK

柔軟性の確保

自由に開発可能で、商業規模に達した場合にのみライセンスを取得します。さらに、オプションとして、オンデバイス TrustEdge エージェントの実装と、Device Trust Manager とのプラットフォーム統合が可能です、

Trustcore SDK

量子コンピュータによる脅威に備える

耐量子コンピュータ暗号標準への移行に対応する、暗号化アジリティを備えた基盤により将来に備えます。

組み込まれたトラストの実世界での応用

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エンタープライズデバイスで長期的なコンプライアンスを実現

「これらの API は、TrustCore SDK が提供するその他のセキュリティインフラストラクチャとシームレスに連動します。これにより、開発時間とリソース要件が削減されました。TPM 内では秘密鍵を安全に保管でき、暗号化された顧客データについても同様です。この作業は、暗号化の高い専門知識がなくても簡単に実行できます。TrustCore SDK のおかげで、当社のデバイスは、今日のデジタル環境がもたらす課題に対処する備えができています」

Xerox、プリンシパルエンジニア、Marc Rocas 氏

TrustCore SDK

自由に評価し、自信をもって導入

TrustCore SDK は AGPL v3 の下でリリースされているため、評価、カスタマイズ、非商用利用の目的でソースコードにフルアクセスすることができます。デジサートは、開発には透明性が不可欠であると考えています。そのため、依存関係を明確に把握したうえで、コードの監査や変更を行うことができます。

製造の準備ができた時点で、デジサートは、エンタープライズサポート付きの明確な商業ライセンス、コンプライアンス文書、および長期的なメンテナンスを提供します。この二重モデルが採用されていることにより、イノベーションはオープンに行いながらも、スケーリングはご自身の条件に応じてセキュアに実行できます。

  • しくみ TrustCore SDK GitHub ページを参照してください。

  • オープンソースにする理由:TrustCore SDK を一般公開した理由についてご確認ください(Kevin によるビデオ、URL は公開された時点でお知らせします)。

  • 商業ライセンスの取得:エンタープライズデプロイメントについては、デジサートの専任営業チームにお問い合わせください。

パートナーシップ体制

IoT ソリューションの構築はチームスポーツです。適切なパートナーと組むことで、市場投入までの時間が短縮されます。私たちは、コネクテッド製品ソリューションの設計から構築、保護、運用までを支える有力な企業とパートナーシップを結んできました。

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ゼロックス、DIGICERT TRUSTCORE SDKを使用してセキュリティとコンプライアンスを強化

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