Entrust の顧客は、絶え間ない変化が予想どおりだと考えているかもしれません。

最初に、Google、Mozilla、Apple が 2024 年 11 月以降、Entrust ルートで発行された TLS 証明書をすべて無効化することを、顧客は知らされました。次に、Entrust は新規の証明書を SSL.com の信頼されたルートで発行できると発表することにより、損失を抑えようとしました。そして今度は、さらに訪れる大きな変化に向けて準備するように言われています。Entrust のパブリック証明書事業は、今や無効化された認証局である Entrust の主要な競合相手の 1 つ、すなわち Sectigo に売却されるのです。

自分がたらい回しにされているように感じられるならば、それは実際にたらい回しにされていることが原因です。Entrust の無効化を受けて、さらにどの程度の波紋が広がるのか誰にもわからないとはいえ、想定できることがあります。それは、Sectigo への移行により、大変な目に遭うかもしれないということです。

Sectigo と Entrust の取引が顧客に及ぼす影響

不確実な移行タイムライン

Entrust の顧客は新しいプロバイダーに引き渡されます。このプロバイダーも、Sectigo と Entrust の取引に関連する自社の複雑な状況に対処しようとしているところです。

Sectigo の CEO、Kevin Weiss 氏は、ウォールストリートジャーナルで、Entrust の顧客の移行には 90 日程度、あるいはもっと時間がかかると述べました。信頼性が高く中断のない証明書管理に依存している企業にとって、それは不確実な状況が何か月も続くということです。

複数のベンダーが絡むことによる複雑化

Entrust はもはや信頼できる認証局ではなくなりました。それは、ポリシー、サービスレベル、連絡窓口がそれぞれ異なる Entrust、Sectigo、SSL.com 間の入り組んだ関係に対処しなければならないことを意味しています。顧客は今、明確なロードマップなしに、さらなる移行と新しいプロバイダーを信頼することを求められています。

デジサート: デジタルトラストの実績あるリーダー

セキュリティ環境において絶え間ないシフトが起こる中、安定性は重要です。デジサートは、世界をリードするデジタルトラストのプロバイダーであり、Fortune 500 企業の 90% 以上のセキュリティ保護に使用され、年間で 3,100 を超える鍵署名を実施しています。デジサートは単に証明書を発行しているのではありません。企業が変化に直面するときに備えてレジリエンスを構築するお手伝いをしているのです。

デジサートの特長は次のとおりです。

• 業界におけるリーダーシップ: デジサートは、CA/B フォーラム、IETF、ASC X9 などの組織を通じてグローバルなセキュリティ標準を積極的に策定しています。
• 比類のない信頼性: 稼働率 99.99% のサービスレベルアグリーメントにより、重要な業務が脆弱な状態に陥らないよう保証しています。
• 運用の卓越性: 年間 25 回を超える監査と、レジリエンスを重視して構築されたグローバルインフラストラクチャにより、最高レベルのセキュリティとコンプライアンスを実現します。

経験に裏打ちされたシームレスな移行

この状況に馴染みがあると感じられるならば、それは実際に馴染みがあるからです。業界では、2017 年に同様の大きな変化が見られました。このとき、Google と Mozilla は Symantec のパブリック TLS 証明書を無効化する計画を発表しました。デジサートが介入して、Symantec の TLS 事業を買収し、史上最大の証明書移行の 1 つを見事に乗り越えました。

違いは何かと言うと、デジサートは明確かつ効率的に、カスタマーファーストを実行することで移行に対処したことです。デジサートは、影響を受ける証明書を無料で置き換え、中断を最小限に抑え、信頼できる安定した道筋を示しました。その結果、移行はスムーズに進み、企業は不確実性のないセキュリティを維持することができました。

Entrust の顧客は今、同様の岐路に立っています。問題は、顧客が予測不可能な移行を待ちたいのか、それとも、このような事態にうまく対応したことがあり、適切な対処法を知っているパートナーを得たいかです。

移行を容易にするデジサートの対応

デジサートは、証明書プロバイダーの変更は、企業に軽く受け止められるようなことではないと認識しています。そのため、Entrust の顧客ができるだけ容易にデジサートに移行できるよう、デジサートは次のような対応を取っています。

• 1 年目無償の証明書: 3 年契約では、1 年目無償に相当する証明書を提供します。
• 無償の認証マーク証明書（VMC）: ドメイン用の無償 VMC により、ブランドと E メールセキュリティを強化します。
• シンプルさを重視した移行: Entrust コネクタにより、手間いらずの移行が約束され、確実に、サービスを中断することなく移行することが可能となります。

頼りになる安定性

Sectigo による Entrust の買収は、一連の業界シフトの中で最新の事例にすぎません。また、これが最後の事例にはなりません。しかし、お客様のビジネスは途中で停滞する必要はないのです。トラスト、信頼性、長期的な安定性を実現するセキュリティパートナーをお探しであれば、乗り換えに最適のタイミングは今をおいて他にありません。

デジサートでは、Entrust 証明書の迅速な置き換えが容易になりました。お客様のニーズに合わせてカスタマイズされた移行が必要な場合は、デジサートにご相談ください。

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