プレスリリース 05-13-2026

デジサート、AIエージェント・モデル・コンテンツの信頼性を確保する「AI Trust Architecture」を発表

デジサート
AI Trust architecture PR hero

※本プレスリリースは、2026年4月30日に米国ユタ州リーハイで配信されたプレスリリースの抄訳版です。

― AIシステムのセキュリティとガバナンスに暗号学的証明を導入 ―

デジタルトラストの世界的リーディングプロバイダーである米デジサート・インク(本社:ユタ州リーハイ、非公開企業、以下 デジサート)は、AIシステムおよびそのアウトプットの信頼性確保を支援する新たな「AI Trust Architecture」を発表しました。あわせて、自律型AIエージェントやAIモデルの保護を支援する新機能に加え、AI時代におけるコンテンツの真正性を検証可能にするための別の新機能も発表しました。

AIの進展はこれまでにないスピードでイノベーションを加速させる一方で、従来の信頼モデルを根本から変えつつあります。自律型エージェントは企業システム上で高速に動作し、AIモデルはサプライチェーンや知的財産に関する新たなリスクをもたらし、デジタルコンテンツはもはや見た目だけでは信頼できない状況となっています。その中核にある課題は、AIシステムに対する暗号的に検証可能なコントロールの欠如です。具体的には、それが何であるのか、何を行う権限があるのか、そして何を生み出すのかを確かめられない点にあります。

デジサートのCEOであるアミット・シンハ(Amit Sinha)は、次のように述べています。

「AIは新たな信頼の課題を生み出しています。企業は、必ずしも検証できないエージェント、モデル、コンテンツに依存しつつあります。デジサートは、電子取引におけるセキュリティ、プライバシー、真正性に対する信頼を提供することを使命としています。AI Trustソリューションにより、何が本物で、安全で、承認されたものかを確認できるようにし、AIに対し自信を持って活用できるよう支援します」

本フレームワークでは、AIエージェント、モデル、コンテンツを横断する統合的なトラストレイヤーを提供します。AIライフサイクル全体に暗号技術による検証を組み込むことで、自律システムに対するIDベースのガバナンス、モデルの完全性検証、コンテンツの来歴証明を単一の枠組みで実現します。この統合アプローチは、DigiCert ONE の機能強化によって実現されます。主な機能は以下の通りです。

  • AIエージェントの信頼性確保(AI Agent Trust)
    AIエージェントの検出、ID付与、ガバナンス、ライフサイクル管理を提供し、自律システムの認証・認可・監査を実現します。暗号学的IDの発行とポリシーベースの制御により、企業はAIエージェントを新たなデジタルワークフォースとして管理し、すべてのアクションの追跡性と統制、コンプライアンス対応を確保します。詳細はこちら
  • AIモデルの信頼性確保(AI Model Trust)
    AIモデルの安全なパッケージ化、署名、実行時検証を含む暗号学的保護と検証を提供します。開発から運用までの一貫した管理・追跡を可能にすることで、改ざんされていないモデルの保証、信頼できる環境での実行、分散環境やサードパーティのインフラ上であっても機密データの安全な取り扱いを実現します。詳細はこちら
  • コンテンツの信頼性確保(Content Trust)
    C2PA標準に基づき、デジタルコンテンツの署名および検証を可能にし、改ざん検知可能な来歴情報と透明性を提供します。この標準により、コンテンツの生成元や修正プロセス、改ざんの有無を証明し、誤情報、ブランドなりすまし、AI生成詐欺への対策を強化します。詳細は本日配信のプレスリリースを参照ください。

これらの機能により、企業は従来の分断された手動プロセスから脱却し、検証可能なID、改ざん検知可能な完全性、継続的な検証を実現する統合型のトラストアーキテクチャを提供します。

IDC Security and Trust Groupのリサーチディレクターであるジェニファー・グレン(Jennifer Glenn)氏は、次のように述べています。

「AIの普及により、企業は信頼のあり方を根本から見直す必要に迫られています。AIシステムに暗号学的な保証をもたらすことで、企業はコンテンツのID、完全性、来歴を独立して検証できるようになり、これらの企業が大規模に信頼できるAIを構築することが可能になります」

統合されたAI Trust基盤により、企業はレピュテーションリスクや規制リスクを低減しつつ、責任あるAI活用を加速できます。コンテンツの来歴検証、モデルの完全性確保、AIエージェントの統制を実現することで、セキュリティとコンプライアンスを事後対応から可視化・監査可能なプロセスへと進化させます。AIの活用が加速する中、信頼の確立と検証は企業の成功に関わる重要な要件となりつつあります。デジサートは、AIに求められる信頼インフラを定義し、実績あるPKIの原則をエージェント、モデル、コンテンツへと拡張しています。

また、こうした変化への対応を支援するため、デジサートはホワイトペーパー「The New Trust Architecture for AI: Securing Agents, Content, and Models with Cryptographic Proof」(英語)の公開も行っています。

その他のリソース:

デジサート(DigiCert、Inc.)について:

米デジサート・インク(本社:ユタ州リーハイ、非公開企業)は、インターネット上で人と企業が電子的な信頼でつながることができるようにする、デジタルトラストの世界的なリーディング・プロバイダーです。そのデジタルトラストを強固にするプラットフォームがDigiCert® ONEです。パブリックトラストとプライベートトラストの幅広いニーズをめぐって一元的な可視化と制御を実現し、ウェブサイト、企業のアクセスと通信、ソフトウェア、ID、コンテンツ、デバイスを保護します。デジサートは、受賞歴のあるソフトウェアと、標準、サポート、運用に関する業界のリーダーシップとを結び付けており、全世界の主要企業に選ばれるデジタルトラストプロバイダーです。

また、デジサート・ジャパン合同会社は、⽶デジサート・インクの100%間接保有⼦会社です。

最近のデジサートに関するニュースや情報は、デジサートのwebサイトhttps://www.digicert.com/jp/news#pr、もしくは@digicert(英語)をご覧ください。