※本プレスリリースは、2026年4月30日に米国ユタ州リーハイで配信されたプレスリリースの抄訳版です。
― 独自のC2PA準拠署名インフラ不要で、コンテンツの発信元と完全性を暗号的に証明可能―
デジタルトラストの世界的リーディングプロバイダーである米デジサート・インク(本社:ユタ州リーハイ、非公開企業、以下 デジサート)は、本日DigiCert® ONEプラットフォーム内の新ソリューション「Content Trust Manager」の提供開始を発表しました。Content Trust Managerは、企業がデジタルメディアに安全で検証可能なクレデンシャルを付与できるようにするもので、ユーザーはそのコンテンツがどこから来たのか、時間の経過とともにどのように変更されたのか、そしてその変更を行ったのは誰なのかを確認できるようになります。これにより、デジタルコンテンツに対する透明性と説明責任の向上に寄与します。
合成コンテンツやAI生成コンテンツの急増により、本物と改変・生成コンテンツの区別がますます困難になっています。従来のメタデータやプラットフォームレベルのシグナルといった手法は、改ざん・削除されたり、システム間で維持されなかったりするため十分とは言えません。その結果、企業は“検知ベース”のアプローチから、真正性を暗号的に証明できる手法へと移行しつつあります。
デジサートのChief Product Officer(最高製品責任者)である ディーピカ・チョーハン(Deepika Chauhan)は、次のように述べています。
「AIによって画像、動画、その他のメディアを容易に生成・改変できるようになったことで、デジタルコンテンツへの信頼は揺らいでいます。今求められているのは、コンテンツそのものに直接“信頼”を付与する一貫性のあるスケーラブルな仕組みです。Content Trust Managerは、デジサートのグローバルPKIとC2PAのオープン標準を組み合わせ、信頼できる改ざん検知可能なクレデンシャルをデジタルメディアに付与します。」
Content Trust Managerは、世界的に信頼されたデジサートのPKIインフラを用いてデジタルコンテンツに暗号的な署名と検証を行えるようにし、企業が大規模にコンテンツの真正性と完全性を確立するプロセスを簡素化します。また、本製品はマネージドソリューションとして提供され、APIを通じて既存のワークフローに統合でき、証明書発行、鍵管理、署名処理をサポートします。同ソリューションは、Adobe、Microsoft、Googleなど多くの企業が採用するC2PA(Coalition for Content Provenance and Authenticity)標準を活用し、顧客が独自インフラを構築することなく、デジタルアセットに改ざん検知可能なクレデンシャル(“マニフェスト”)を付与できるようにします。主要な認証局(Certificate Authority)であるデジサートは、ソフトウェアやデバイス全体でC2PA標準を実運用するために必要な検証と信頼の基盤を提供します。
Content Trust Managerは、クレデンシャルをメタデータとしてメディアファイルに直接埋め込み、コンテンツが共有・編集・再配布されても、その来歴(プロベナンス)が保持されるようにします。これにより、透明性の向上、ブランド保護の強化、そして誤情報への耐性向上を支援します。
Content Trust Managerを利用することで、企業は以下が可能になります:
これらの機能により、企業はデジタルコンテンツに対して暗号的に検証可能な信頼を確立することが可能になります。
IDC Security and Trust Groupのリサーチディレクターである ジェニファー・グレン(Jennifer Glenn)氏は、次のように述べています。
「AI生成コンテンツの増加により、企業には信頼を維持するために真正性を証明することが求められています。C2PA標準と実績あるPKIの信頼性を活用することで、企業はコンテンツの来歴と真正性を検証するための暗号基盤を構築し、顧客に対する信頼性と信用を確保することができます」
Content Trust Managerは、グローバル企業、メディア企業、公共機関官公庁など、デジタル資産の保護、責任あるAI活用の実証、進化する規制要件への対応を目指す組織向けに設計されています。本ソリューションは、既存先月公表したのDocument Trust Managerの機能も取り込み、文書とメディアの真正性を単一プラットフォームで実現するとともに、デジタルコンテンツ全体におけるデジサートのトラストリーダーシップをさらに拡張します。
さらに、Content Trust Managerは、信頼されたデバイス上に組み込まれたC2PA証明書による暗号署名とタイムスタンプを通じて、“取得の瞬間”から信頼を確立することも可能にします。この機能はDigiCert Device Trust Managerを通じて提供され、カメラ、顕微鏡、スキャナーといったデバイスに信頼性を直接組み込むことができます。コンテンツは取得元で署名・タイムスタンプが付与され、初期段階から発信元と真正性を検証可能にし、コンテンツライフサイクル全体を通じて信頼を維持します。
■ 参考情報
デジサート(DigiCert、Inc.)について:
米デジサート・インク(本社:ユタ州リーハイ、非公開企業)は、インターネット上で人と企業が電子的な信頼でつながることができるようにする、デジタルトラストの世界的なリーディング・プロバイダーです。そのデジタルトラストを強固にするプラットフォームがDigiCert® ONEです。パブリックトラストとプライベートトラストの幅広いニーズをめぐって一元的な可視化と制御を実現し、ウェブサイト、企業のアクセスと通信、ソフトウェア、ID、コンテンツ、デバイスを保護します。デジサートは、受賞歴のあるソフトウェアと、標準、サポート、運用に関する業界のリーダーシップとを結び付けており、全世界の主要企業に選ばれるデジタルトラストプロバイダーです。
また、デジサート・ジャパン合同会社は、⽶デジサート・インクの100%間接保有⼦会社です。
最近のデジサートに関するニュースや情報は、デジサートのwebサイトhttps://www.digicert.com/jp/news#pr、もしくは@digicert(英語)をご覧ください。