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世界のIT・情報セキュリティリーダーたちが、デジタル技術の信頼性を欠いたセキュリティはセキュリティではないと考えている理由とは?
2023年8月15日よりCertCentralのサインインではユーザ名とパスワードのほかにワンタイムパスワード(OTP)もしくはクライアント証明書の二要素認証による提示が必要となりました。 設定等についてはこちらのKnowledgeを参照ください。
近年、モバイルバンキングとオンラインバンキングが増加しています。1995年から2015年にかけて、物理的な銀行の拠点はほぼ半減しました。
その上、現在ソーシャルディスタンスが推奨される状況下、多くの銀行はオンラインバンキングサービスの利用を顧客に求めています。ただ、オンラインサービスの利用率が高くなると、サイバー犯罪のリスクも高まります。
オンラインバンキングのセキュリティを高く保つため、以下のヒントを参考にしてください。
公衆WiFiの使用を避ける
公衆WiFiによる接続をオンラインバンキングに使用しないでください。これをしないことで、Wi-Fiネットワークをスキャンしている可能性のある中間者攻撃、つまり「不正侵入者」による攻撃を防ぐことができます。WiFiへの自動接続機能を無効にして、ラップトップPCの場合は、ファイル共有がオフになっていることを確認することも有効です。
アクセスするサイトでTLS/SSL暗号化が行われていることを確認する
銀行は通常、一番最高のSSL/TLSサーバ証明書(つまりEV SSL証明書)を利用して、詐欺ではないウェブサイトであることを認証して実際の取引であることを示しています。ブラウザに表示される南京錠の確認と「証明書情報」をクリックして銀行の住所情報等から実際の銀行の情報と一致していることを確認の上、ウェブサイトの信頼性を判断ください。(EV SSL証明書の確認の仕方は、フィッシング対策協議会がまとめた「EVサーバ証明書の確認方法」 をご確認ください。)
可能な場合はVPNを使用する
公衆WiFiからどうしても利用する必要がある場合は、VPNの使用を検討ください。VPNを使用すると、中間者攻撃に対しても保護することができ、セキュリティとプライバシーを追加できます。ただし、すべてのVPNが安全だとは限りません。VPNソリューションを実装する前に、セキュリティ評価を確認し、無料のVPNではなく、有料で評判の良いサービスに投資することを検討してください。
強力なパスワードを維持する
強力なパスワードを維持するのが賢明ですが、自宅からオンラインでより多くの時間を費やしている場合は特にこれを検討ください。パスワードマネージャー(アプリ等)を使用してパスワードを集中管理することを検討してください。さらに、一定の時間が経過した場合、自動ログアウトを有効にすると、アカウントのセキュリティが向上します。
多要素認証を使用する
銀行の大半は、なんらかの多要素認証を使用しています。きちんとそのうちの一つは選択されていることを確認ください。
銀行のアプリをダウンロード
モバイルバンキングは、オンラインバンキングと同じくらい安全である場合があります。一部のアプリは、指紋認証、顔認識、アイスキャンなどの多要素認証または生体認証も実装しています。さらに、多くの場合モバイルでは、端末側にデータは保存しません。公衆WiFiを利用する場合、モバイルアプリの方が安全な選択肢となるでしょう。アプリを使用し、アプリ内の機能だけを利用すると、フィッシング攻撃でよく送りつけられてくるリンクに誘導されることも避けられます。
プライバシー設定を確認する
Venmoなどの次世代の金融アプリケーションは、個人情報に重大な問題を引き起こす可能性があります。アカウントの設定が正しいことを確認し、これらのアプリを介して取引時に口座情報を開示しないようにしてください。
誰に利用を承認するか注意してください
アプリや他のユーザーにアカウントへのアクセスを許可する前に、共有アクセスがアカウントのセキュリティにどのように影響するかを検討してください。金融アプリをダウンロードしてアカウントへのアクセスを許可する前に、金融アプリが提供するセキュリティ機能を確認してください。そして、共有アクセスが本当に必要で、あなたが信頼できる相手、アプリの設定に対してのみ、あなたのアカウントへのアクセスを許可してください。
取引アラートを設定
銀行は、アカウントの特定の取引についてメールやテキスト通知を送信できます。アカウントに異常な取引が行われた場合、これらのアラートを使用することで、素早くアカウントへの保護できます。
銀行の取引履歴に注意する
取引時にアラートを送る機能を有効にするのに加え、銀行取引明細書を定期的に確認することも有効です。銀行にとっては取引があなたからのものであるように見える場合があり、リスクを警告しないことがあります。自らの利用状況を確認するのは利用者の責任です。
フィッシング詐欺に注意
銀行や金融機関からのメールを受け取ったら、本物であることをよく確認してください。一見すると、銀行がログインを求めるメールのように見えるかもしれませんが、フィッシングでは独自のウェブサイトを準備し、そこにログイン情報を入れさせる手口を使います。銀行が所有するウェブサイトであるかをウェブサイトに実装された証明書情報から確認の上判断してください。
詐欺師はあなたに電話をかけて、銀行からの電話であると装うこともあります。不明な場合は、一度電話を切り、銀行に直接連絡下さい。
詐欺やフィッシングの疑いがある場合は、フィッシング対策協議会などの機関に報告してください。
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