さまざまなメーカーのコネクテッドデバイスが市場に溢れる中で、すべてのスマートホームデバイスを相互運用可能にし、セキュリティを向上させることが早急に求められています。つまり、コネクテッドホームデバイスはユーザーの信頼を得られるか否かにより、最も安心感を感じられるデバイスにも、最も危険を感じるデバイスにもなり得ます。最近まで、スマートホームデバイスを任意のバーチャルアシスタントと安全に高い信頼性でシームレスに連携させるための規格は存在していませんでした。
Matter は単なるイニシアチブではありません。Bluetooth や USB と同じようなプロトコル規格です。このため、メーカー、機能、設置場所、対応アシスタントにかかわらず、Matter 対応デバイスは事前検証済みのシステムに接続できます。ホーム IoT デバイス用のクローズドな独自システムは不要になり、デバイスのセキュリティも向上します。
デジサートは、ウェブから IoT に至るまであらゆる分野のデジタルトラスト(オンライン上の信頼)を長年にわたって提供してきた実績から、Apple、Amazon、Google を含む CSA (Connectivity Standards Alliance)とプロジェクト Matter の執行部より、250 以上のプロジェクト参加メンバーのための信頼性規格の定義と策定について協力を要請されました。デバイスに Matter ロゴがあれば、シームレスかつ安全に接続できるデバイスだとお客様に信頼してもらえるようになります。
Matter のバックボーンセキュリティはデジサートの信頼されたルートによって提供されます。Matter をデバイスに実装すると次のようなメリットが得られます。
DigiCert® IoT Device Manager を使えば、素早く簡単に Matter をデバイスに組み込むことができます。デジサートのスケーラブルな管理プラットフォームと API を通じて、Matter の DAC(Device Attestation Certificates の略:デバイス認証証明書の意味)を発行、提供し、デバイスの ID、接続時の認証、通信の暗号化を実現できます。DigiCert IoT Device Manager を使用すれば、独自 PKI システムの構築に伴うリスクや悩みを抱えることなく、最高レベルの信頼性をもつデバイスを市場に迅速に投入できます。