自動化 12-10-2025

次世代デジタルトラストに向けた設計図

Dr. Amit Sinha
10x Scale Blog Hero

WebPKI エコシステムは、過去 10 年以上で最大となる変革の局面を迎えています。運用面での重要性はこれまで以上に高まり、業界はスケール、自動化、そしてレジリエンスが成功を左右する時代へと突入しています。

この変化に備えるため、デジサートは新しいホワイトペーパー 「Upgrading WebPKI for 10X Scale」 を公開しました。本資料では、CA/Browser Forum の変更47 日間の TLS 証明書 への移行や 10 日間のドメイン認証 を含む—が、インターネットの運用要件をどのように再構築し、トラスト基盤に大きな進化を求めるのかを解説しています。

ここでは、今後の主な変化と、それに向けてデジサートがどのような準備を進めているかをご紹介します。

デジタルトラストにおける 10 年に一度の大きな転換

証明書の有効期間短縮は、オンラインにおけるデジタル ID の維持方法を根本から変えるものです。この新しいタイムラインでは、更新は継続的なプロセスとなり、認証は時間に依存する要素となります。これまで管理可能と考えられていた手作業のワークフローは、停止や運用障害といった現実的なリスクを生み出します。

組織には、最新のインフラのスピードに対応できる トラストシステム が求められます。すなわち、自動化され、スケーラブルで、急速な変化を吸収できる仕組みです。

10 倍スケールに向けたデジサートの取り組み

デジサートは、この新しい現実に対応するため、グローバルなトラストプラットフォームの近代化を進めています。発行システムは 10 倍のスループットを実現するために再設計されています。マルチゾーン構成で WebTrust 認証を受けたデータセンターにより可用性を強化し、単一障害点を排除しています。また、マルチパースペクティブによる DNS 検証により、高度化する操作や不正行為への耐性を高めています。さらに、耐量子コンピュータ対応のアーキテクチャと、グローバルなマルチ CDN 基盤による CT、OCSP、CRL 配信の拡充を組み合わせることで、世界中に高速かつレジリエントなトラストサービスを提供します。

レジリエンスの新たな基盤としての自動化

証明書の有効期間が短縮される中、自動化は継続性を維持するための唯一の持続可能な手段となりつつあります。デジサートは、AI による高速化された認証、ACME ベースの更新、そして DigiCert ONE が提供する統合自動化機能を組み合わせ、トラストエコシステム全体に自動化を組み込んでいます。

10 倍スケールのトラストを支える戦略の全体像

有効期間の短縮、迅速な認証、そして 量子コンピュータ時代の暗号技術 は、デジタルトラストにおける大きな転換点です。今から準備を進める組織は、変化のスピードが加速する中でも、セキュリティ、稼働率、そして信頼を維持することができます。

ホワイトペーパーをダウンロードして、デジサートの 10 倍スケールに向けたモダナイゼーションを支えるアーキテクチャと計画をご確認ください。