サブスクリプション管理ポータルの
信頼性を EV SSL証明書で向上

ダイワボウ情報システム(DIS)は、販売店向けに提供する電子商取引(BtoB)サイト「iDATEN(韋駄天)」にEV SSL 証明書を2009 年から活用し、サイトの信頼性を 高めてきました。近年IT 商材が売り切り型から、契約に基づきサービスを提供するサブスクリプション型へと移行し始めている実態を受け、新たに販売店向けにサブス クリプション管理ポータル「iKAZUCHI(雷)」を構築。当初は情報提供サイトだったiKAZUCHI は、その後受発注や契約管理機能なども提供できるようリニューアルをし、顧客情報などの機密データを扱うことになることから、iKAZUCHIにもEV SSL証明書を採用しました。

ダイワボウ情報システム株式会社

地域に密着したサービス&サポート網の確立や、豊富な品揃えと先進の物流センター機能による即納体制によって、パソコンをはじめとするOA機器の販売とITシステムの開発・販売を行っています。その拠点数は北海道から沖縄まで90拠点、取り扱いアイテムは1,200メーカー、約210万点にのぼり国内最大級のIT専門商社です。

業種:流通(卸)業

課題:ウェブサイトの信頼性向上

導入サービス:EV SSL証明書

https://www.pc-daiwabo.co.jp/

サイトの真正性や安全性をわかりやすく証明

ダイワボウ情報システム(DIS)は、2000年から販売店向けに電子商取引(BtoB)サイト「iDATEN(韋駄天)」を運営してきました。iDATENでの取り扱いアイテムは、1,200メーカー、約210万点にのぼり、取引先が19,000社と業界最大級を誇ります。これだけアイテム数が多いと、重要となるのが検索性能と使い勝手です。ダイワボウ情報システム株式会社 システム推進部基幹システム2課 係長 坂廼邉茂氏は、「iDATENはB2Bサイトですが、ユーザインタフェースにはこだわり、専門のデザイナーがデザインし、使い勝手を追求しています。また、PCのようにスペックの少しずつ異なる商品が多いため、目的の商品が探しやすいように配慮しています」と語っています。

同社にとってiDATENをはじめとする電子商取引は、24時間365日サービスを提供でき、事務効率も向上できるサービスです。取引先にとっても利便性が向上するため、より多くの取引先に利用して欲しいと考えています。そのためには、使い勝手の追求とともに重要となるのが、セキュリティです。そこで、サイトのセキュリティや真正性を証明することにも早くから取り組み、当初からサーバ証明書を利用してきました。

さらに顧客が安心して利用でき利用率向上に寄与する方法を検討していたところ、当時銀行などで使われ始めていたEV SSL証明書に着目します。EV SSL証明書は、アドレスバーが安全を示す緑色になり、運営組織も表示されることでサイトの真正性をより視覚的にわかりやすく表示する新しい証明書です。その効果が経営層にも認められ、2009年企業認証によるSSLサーバ証明書からEV SSL証明書に移行しました。ダイワボウ情報システム株式会社システム推進部 基幹システム2課 課長 山田耕司氏は、「暗号化はもちろん、ブラウザのアドレスバーに会社名も表示されるEV SSL証明書は、お客様の負担もなく、わかりやすくサイトの真正性や安全性を証明してくれます」と評価しています。

販売店が商機を売り上げに結び付けられるためサブスクリプション管理ポータルを構築

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長年にわたってiDATENを運用し、電子商取引での受注を拡大してきたDISです が、近年従来の商流だけでは管理しきれない、サブスクリプション型の製品が増えてきました。そこで、まずは新しい形のサービスを販売店に理解してもらうための情報サイトとして、「iKAZUCHI(雷)」を立ち上げました。しかし、販売店にとってサブスクリプション型サービスは、わかりにくいだけでなく、管理しにくいため、情報提供だけでは不十分だと考えるようになりました。

その理由をダイワボウ情報システム株式会社 システム推進部 基幹システム2課 係長 内田達也氏は、「サブスクリプション型サービスは、契約期間終了前に更新をしてもらう必要があります。しかし、その通知が直接お客様に行き販売店には来ないため、販売店の存在感が低下するという問題がありました。そこで、iKAZUCHIで販売店が有効期限を管理できるようにして、お客様に「更新はいかがですか」と言えるようになることを目指しました」と語っています。

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iKAZUCHIにもEV SSL証明書を導入

DISは、リニューアルしたiKAZUCHIでも、EV SSL証明書を導入することにしま した。その理由をダイワボウ情報システム株式会社 販売推進本部 販売推進3部 SW 3グループ エキスパート 佐藤裕氏は、「iKAZUCHIで受発注ができるようになり、顧客情報や受発注情報を扱うサイトとなりました。そこで、セキュリティ対策を行っており、確かに当社のサイトであることが見てすぐわかるEV SSL証明書が必要となりました」と語っています。

DISは、今回生まれかわったiKAZUCHIを今後さらに発展させる予定です。2019年3月時点での登録数は、24メーカー、80サービスと既に業界最大級ですが、その伸び率も極めて高く、急激に成長しています。登録サービスの増加にあわせて、検索機能の強化や、使い方や特長を紹介する動画リンクなど進化し続けています。

山田氏は、「近い将来、よりお客様の使い勝手のいいサイトとするよう、iDATENとiKAZUCHIをシームレスに連携させる予定です。また、2020年にはシステム基盤を刷新し、さらに機能と性能向上を目指します」と計画を語ります。

最後に坂廼邉氏は、デジサートについて、「EV SSL証明書は長年利用してきて、信頼感があります。今後はさらに日本での認知度を上げ、存在感を高めると同時に、国内における細やかなサービスに期待しています」と締めくくりました。

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