プレスリリース 08-19-2025

デジサート、「World Quantum Readiness Day」参加登録を開始

デジサート ジャパン
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― 第2回「Quantum Readiness Awards」開催、耐量子コンピュータの未来を切り拓く企業を表彰 ―

デジタルトラストの世界的リーディング・プロバイダーである米デジサート・インク(本社:ユタ州リーハイ、非公開企業、以下デジサート)は、年次のオンラインイベント「World Quantum Readiness Day」の参加登録受付開始を発表しました。本イベントは2025年9月10日(水)(現地時間)に開催されます。併せて「Quantum Readiness Awards」の応募受付も開始します。これらの取り組みは、量子コンピューティングに対応したセキュリティ基盤への移行を促すことを目的としています。

World Quantum Readiness Dayは、世界中の企業や政府に対し、迫り来る量子コンピュータ時代への備えを評価・強化する行動を促す場です。耐量子コンピュータ暗号(PQC)標準の採用が急務であることを訴え、将来の量子技術がもたらす脅威に備えるための実践的な手引きを提供します。デジサートの最高製品責任者(CPO)であるディーピカ・チョーハン(Deepika Chauhan)は、次のように述べています。

「量子コンピュータは産業界に変革的な進歩をもたらす可能性をもつ一方で、サイバーセキュリティの基盤を根本的に見直す必要があります。World Quantum Readiness Dayは単なる記念日ではなく、量子コンピュータ時代の安全を確保するために世界規模で議論し、行動を起こす出発点です」

Quantum Readiness Awardsは、量子時代への対応において先駆的な取り組みを行う組織を称えるものです。受賞候補は、量子コンピューティングがもたらす課題を深く理解し、量子コンピュータへの耐性の標準を確立する団体となります。

審査員は以下の通りです:

  • Hugh Thompson(RSAC 会長)
  • Bill Newhouse(NIST 国立サイバーセキュリティ・センター・オブ・エクセレンス NCCoE サイバーセキュリティ技術者兼プロジェクトリード)
  • Ali El Kaafarani博士(PQShield CEO)
  • Alan Shimel(TechStrong Group CEO)
  • Blair Canavan(Thales PQCポートフォリオ・アライアンス・ディレクター)
  • Tim Hollebeek(デジサート 業界技術ストラテジスト)

デジサートは、業界リーダーと緊密に連携し、量子耐性のある未来づくりを推進しています。共同の知見を活かし、量子コンピュータ時代に対応したセキュリティへの移行を加速させることで、リスク低減とデジタル化が進む世界における信頼の維持に貢献しています。

関連リソース:

デジサート(DigiCert、Inc.)について:

米デジサート・インク(本社:ユタ州リーハイ、非公開企業)は、インターネット上で人と企業が電子的な信頼でつながることができるようにする、デジタルトラストの世界的なリーディング・プロバイダーです。そのデジタルトラストを強固にするプラットフォームがDigiCert® ONEです。パブリックトラストとプライベートトラストの幅広いニーズをめぐって一元的な可視化と制御を実現し、ウェブサイト、企業のアクセスと通信、ソフトウェア、ID、コンテンツ、デバイスを保護します。デジサートは、受賞歴のあるソフトウェアと、標準、サポート、運用に関する業界のリーダーシップとを結び付けており、全世界の主要企業に選ばれるデジタルトラストプロバイダーです。

また、デジサート・ジャパンは米デジサート・インクの100%子会社です。

最近のデジサートに関するニュースや情報は、デジサートのwebサイトhttps://www.digicert.com/jp/news#pr、もしくは@digicert(英語)をご覧ください。