グローバル DNS ネットワークのメリット
初出 DNSMadeEasy.com
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世界のIT・情報セキュリティリーダーたちが、デジタル技術の信頼性を欠いたセキュリティはセキュリティではないと考えている理由とは?
2023年8月15日よりCertCentralのサインインではユーザ名とパスワードのほかにワンタイムパスワード(OTP)もしくはクライアント証明書の二要素認証による提示が必要となりました。 設定等についてはこちらのKnowledgeを参照ください。
2023 年は DNS フェイルオーバーを標準的慣行にするべき時です。グローバルコネクティビティが拡大する中、DNS フェイルオーバーを行うべき最も重要な理由の 1 つは、オンラインサービスおよびアプリケーションの高可用性と信頼性を確保することです。
事業運営をインターネットに依存する小売業や大企業が増加するにつれて、DNS インフラの混乱は、規模に関わらず、重大なダウンタイムと経済的損失の原因となる可能性があります。人々は現状に我慢しないことをデジサートは理解しています。小さな問題でも大失策に変わる可能性があります。この記事では、DNS フェイルオーバーを 2023 年の標準的慣行にするべき 3 つの理由を説明します。
フェイルオーバーは、トラフィックが向けられる IP またはホスト名を変更するための非常に効果的かつシンプルなツールです。
例えば、このような使い方があります。プライマリ IP アドレスが稼働しているとき、トラフィックは当然、プライマリ IPにルーティングされます。デジサート DNS 監視ノードは、プライマリ IP の可用性を 2~4 分ごとに継続的にチェックします。IP が異なる 2 か所からのリクエストに応答しなくなると、ダウンしていると見なされます。トラフィックは自動的にセカンダリ IP アドレスに向けられ、フェイルオーバーイベントが発生すると直ちに、アラートによりアカウント管理者に通知されます。非常にシンプルでしょう? ダウンしているプライマリ IP が再び使用可能になるまで、ノードが継続して監視され、プライマリ IP の可用性がチェックされます。プライマリ IP が使用可能になると、トラフィックはプライマリ IP に再度ルーティングされます。
これは究極的な全自動のソリューションであり、極めて貴重な資産です。
組織がサービスとアプリケーションを継続的にクラウドに移行するにつれて、DNS インフラへの依存度は高まっています。DNS フェイルオーバーにより、クラウドサービスの耐障害性が向上し、クラウドの障害時にもこれらのサービスやアプリケーションにアクセスできる状態を保つことができます。おかげさまで、デジサート DNS は 12年以上にわたって無障害 稼働率 100% の実績を築いています。別のプロバイダーをご利用中のお客様は、プロバイダーの乗り換えや、セカンダリプロバイダーとしてデジサート DNS を追加することをご検討ください。
Cybersecurity Ventures の報告書によると、サイバー犯罪の被害額は 2023 年に全世界で 8 兆ドルを超える可能性があります。また、Forbes の調査では、サイバー犯罪者は企業ネットワークの93% はハッキングが可能であると報告しています。サイバー攻撃の巧妙化により、分散型サービス妨害(DDoS)攻撃や DNS ハイジャックなどの DNS 攻撃の可能性も高まっています。DNS フェイルオーバーは、こうした攻撃の影響を緩和することができ、サービスの可用性の維持に役立ちます。
例えば DDoS 攻撃では、攻撃者がサーバーに大量のトラフィックを送りつけ、正規ユーザーがサーバーを使用できなくなります。DNS フェイルオーバーを使用すると、プライマリサーバが攻撃を受けた場合に、DNS サーバがバックアップやクラウドベースサービスなどの代替サーバにすばやく切り替え、トラフィックが稼働状態のサーバーに引き続きルーティングされます。
近年、何百万人もの人々がリモートワークに移行し、リモートワークは企業の標準的な働き方になってきました。新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、リモートワークの流れを加速させました。これは、インターネットを介してビジネスアプリケーションやビジネスサービスにアクセスする従業員が増加していることを意味します。DNS フェイルオーバーは、DNS の障害が発生した場合でも、リモートワークの従業員がこうしたサービスに引き続きアクセスできる状態を確保できます。その結果、従業員の生産性が向上し、アウトプットを増やすことができ、企業の収益も伸びます。
2023 年に顧客の期待値は飛躍的に上昇しました。Forbes によると、消費者は、ブランドとの関係や関わり方を、印象的で体験に基づいたものにすることを望む傾向が強くなっています。つまり、顧客との関係を維持したいブランドは、配慮の行き届いた印象的な体験を提供するカスタマージャーニーを作り出す必要があるということです。E コマースなどのオンラインサービスが拡大する中、顧客は 24時間 365 日のサービス可用性を期待しています。DNS フェイルオーバーは、企業がこうした期待に応え、ダウンタイムの長さに起因するブランドの評判失墜を防ぐのに役立ちます。また、DNS フェイルオーバーは、消費者が期待するようになった理想的なオンライン体験のニーズを満たすのに役立ちます。
DNS フェイルオーバーが 2023 年以降、オンラインサービスおよびアプリケーションの高可用性と信頼性の確保に不可欠になることは、極めて明白です。DNS フェイルオーバーは、ドメインを保護するための最も簡単で効果的な方法の 1 つであり、2023 年中に標準的慣行にするべきです。
貴社の組織が DNS フェイルオーバーに対応していない場合は、デジサートの DNS 担当者が喜んでカスタムデモを実施し、対応のお手伝をいします。
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